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オープンスペース街・日誌

        
 2003年4月B


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4月13日(日)渋谷ピースウォーク

←「以前からミーティングが気になって
いたの。どんな話題が多いの?」
というお客さん。

→今日の昼食、中華丼、スープ(チュー
ヤン作)
午後から渋谷ピースウォークに参加
ハチ公前の受付 踊っている人 イラクの写真展
宮下公園5時30分で〜す! 折りたたみ式になっているプラカード
を持つ、関町住民の会会長
たくさんのメッセージボード
アメリカ軍は(イラクから)出て行け! 晋くんも合流 イラクを侵略するな!!
ショーちゃん作 僕も同じテーマで曲を作ってます CDをプレゼントしてくれた
取材されるユックン 宮下公園は人で一杯
プロのミュージシャンも立ち上がった NO WAR!
晋くん、「沖縄から来ました。」 ♪「イラクの子ども達は今」♪ ピースウォーク出発前にコールの練習
アメリカ軍は出て行け!! イラクのこどもを殺すな! NO WAR!!
雨でびしょびしょになりながら、3000人の人がピースウォークに参加しました。
次のピースウォークは4月26日渋谷・宮下公園です。

ジュゴンの家日誌より

4月12日(土)緊急ニュース!!

今日の辺野古の海の海底測量を止める!!!
朝8時に辺野古にいくと・・・ 漁港には警察の車が3台。 測量船にはエンジンがかかり、本土から来た業者が機材を積み込んでいた。
集まった8人で測量船のそばで状況を見守る。
祐治さん「環境庁の許可をもらったのかぁ?」
業者「防衛施設庁と契約してやっているだけなので、何も分かりません。
     今は防衛施設局の方のGOサインが出るまで待機しています」
(業者の人達は素朴で話しかけると答える)   
そこへ防衛施設局の職員4人到着
この調査が強引に行われている事をおだやかに話す祐治さん達。職員は「分かりません。言われているのでやっています」と答えるばかり。「じゃぁ分かる人に連絡してください」。
車に戻っていく防衛施設局の職員 漁港に待機している警察 朝早く駆けつけた豊見山さん
業者も雨の中待機。
「雨が降っているし、雷もあぶないよ」
「パソコンの電源切っておかないと大変よ!」と夏芽さんが助言した後、
無線で「雷のため・・・」という声が聞こえた。業者のリーダーが若い人に「電源切って!」と言ったのでみんなで「だから言ってるじゃない」と笑う。
10時に測量を行うかどうか決定するというのでそれまで「命を守る会」でお茶をのむみんな。 ヘリ基地反対協議会の安次富さんや大西さんもかけつける!
どうも今日は中止みたいだ。大雨と雷で測量不可能。
空と、基地はいらないと願う人達が助け合って今日は測量中止にもちこんだ!


4月12日(土)  「街」日誌

「今日は署名を集めに来ました。」と、
谷瀬さん
お久しぶり、鈴木さん来店 なにやら創作中
昼食、ポークジンジャー、きんぴらごぼう
味噌汁、(ヨッシー作)
飯田さんお饅頭をたくさん差入れ
 ごちそうさま(^o^)丿
中学生になったシーちゃん、制服姿を
見せに来てくれた
夕食はチューヤン作、鶏の唐揚げ
ネギソースかけ、タイ風スープ
高野豆腐の煮物 夕食後、ヨッシーと洋平君はビラまき
歌の練習。まず、発声から。 ♪私の愛した街♪ 歌の練習、聞いてるワン!!



4月11日(金) 「街」日誌
1stシングル 
〜Rip it up!! 破り捨てろ!! 住民基本台帳ネットワーク〜
国民総背番号制 俺は認めない
ICカードなんて つき返してやる
俺たちは家畜じゃないんだぜ
なんでお前たちに 管理されなきゃならないんだ

24時間俺たちを 監視してなきゃ
安心して眠ることも できないんだろ
だったら俺たちが楽に してやるぜ
今までと違う 新しい社会に変えるぜ

この国は間違っている もうこの国は終わりだ
俺たちの手で終わりにしようぜ Hey Hey Hey...

国民総背番号制 俺は認めない
ICカードなんて つき返してやる
収入・借金・家族関係・学歴病歴・犯罪暦
思想信条・プライバシーは丸裸

住民票がどこでも取れる それだけのために
莫大な税金を 使うというのか
導入経費400億円 毎年200億円
そのくせ福祉は切り捨て 医療費は上がるばかり

この国は間違っている もう我慢の限界だ
俺たちの手で 終わりにしようぜ Hey Hey Hey...

住民基本台帳ネットワーク...

(この国の国民一人ひとりに番号が付けられ
個人情報を国が一元的に管理します
警察はこのシステムに常時アクセスする事ができます)

国民総背番号制 俺は認めない
ICカードなんて つき返してやる
俺たちは家畜じゃないんだぜ
なんでお前たちに 管理されなきゃならないんだ

借金漬けでどうにもならない この国は
戦争おっ始めるってみんな 言ってるぜ
それで借金全部チャラに するつもりか
アメリカみたいに 世界中の人たちを殺すの

この国は間違っている もうこの国は終わりだ
俺たちの手で終わりにしようぜ Hey Hey Hey...


4月11日「街」日誌
いつも元気な斉藤さん 斉藤さんの畑は今ほうれんそうで一杯
白熱するメンバーミーティング 夕食はヨッシー作親子丼


                                  \│/
     。                                ─ ○ ─
      V..v              白  保  メ  ー  ル│\               Apr.9.2003
    >>∈∋<<    v..V                           。      No.46
  ""     >>⊂⊃<<                             .   .         。
  .。,:'"*.,:'"*.,:'"*.,:'"*.,:,:'"*.,:'"*.・。。・     ・。。,;  " * ,.

                             //転載歓迎//


 <かわいそうな沖縄の海岸>               谷崎 樹生
 
 困った事に、最近、全国的に、白砂青松を絵に描いたような人工ビーチが増えてい
ます。
 飛行機に乗って上空から海岸線を見ていると、あちこちに同じような人工ビーチが
目に付くようになりました。人工岬と離岸堤に囲まれた、取って付けたような不自然
な海岸線の中に、白い砂場が広がっている光景は異様です。元々砂浜でなかったとこ
ろに無理矢理造成したビーチは維持するのにも金がかかります。

 日本で白い砂浜は琉球列島などのサンゴ砂の浜か、花崗岩や流紋岩が風化した石英
質の砂浜だけです。各地に残る「鳴き砂の浜」は花崗岩が風化して出来た石英砂の浜
ですし、伊豆諸島の新島や神津島の浜は流紋岩起源の白砂です。それ以外の浜はたい
てい黒い砂でできているのが日本の海岸風景ですが、日本人はなぜか白い砂浜に憧れ
るようで、いまや、北海道にも地中海風あるいは南太平洋風の白砂の人工ビーチが造
られています。確かに現在の土木技術をもってすれば、金さえかければどんなデザイ
ンの海岸風景でも造成する事は出来るでしょう。外国から白砂を輸入して造成された
ビーチさえあります。

 だけど、できる事としていい事とは違うはずです。
 近頃は、できる事としていい事の区別が出来ないばかりか、ちゃんと出来たのか出
来ていないのかの見極めさえ出来ない人が、良かれと思って、大規模な自然の改変を
手がけてしまう事が多くなっているようです。困った事だと思います。

 先日、沖縄県の海岸保全基本計画(案)の公聴会に参加したので、感想をまとめて
みました。
 これは、提出した意見書に加筆したものです。 

                   ◇

 海洋土木工学は、学問としても技術としても未熟なものなので、あまりにも大規模
で、急激な自然の改変は避けた方がよいと思われます。昨年(2002年)9月の台風は、
特殊なコースと速度の遅さで、石垣島の北岸と西岸に海浜侵食をもたらしましたが、
これが即、護岸の整備に結びつくようなことがあってはならないと思います。たと
え、地域住民からの要請があったとしても、護岸整備という安易な解決法は選択すべ
きではないでしょう。

 最近では、海岸保全施設整備の方法も以前と比べれば、ずいぶん改善されてはいる
ようですが、自然の仕組みを知らない土木屋さんの発想で行われる工事がまだまだ多
いようです。
 たとえば、宮古島保良海岸で、ウミガメの産卵に配慮したとされる海浜整備では、
確かに砂浜の高さも奥行きも十分確保されてはいますが、砂の質が問題ですし、砂に
覆われた石積み護岸の意義も理解できません。浜や砂丘の砂は波や風による篩い分け
作用の結果、吹き寄せられて、海浜地形を作っているのですが、大規模な土木工事で
重機を使って、形だけ造成された人工ビーチでは、砂質が不均一で固く締まりすぎ、
とてもスナガニが巣穴を掘ったり、ウミガメが産卵場として使えるものではありません。

 自然海浜では浜の上位や海岸砂丘は風によって運ばれた粒の細かい砂でできていま
す。だから、ウミガメはネストを掘ることができるのです。大規模に自然を改変する
立場にある人はもっと自然の仕組みを学んでいただきたいと思います。離岸堤や人工
岬を作れば波や沿岸流の状態が変わり、とんでもない遠隔地で、海岸侵食や砂の堆積
がおこるものです。海浜整備の具体的な計画を立てるときには「何もしないで数十年
に一度は災害被害を受ける場合」から「数百年に一度の大津波に備える場合」まで、
いくつかの案を示して、慎重に検討すべきでしょう。
 
 もうひとつ気になったのは、海岸保全事業が工事として完結すべきものだという認
識が事業者側にあるようだという印象を受けたことです。自然海岸では、数十年のサ
イクルで、浜が痩せたり太ったり、海岸林が傷んだり回復したりを繰り返しながら安
定しているものです。これからの海岸保全はそのような自然のサイクルの幅を尊重し
たものになっていくべきでしょう。
 
 さらに、最近の海浜利用のマナーの低下は目を覆うものがあります。4WD車の普
及と妙なアウトドアブームで海岸林の海側に新しい道路ができつつある海岸がそこか
しこにあります。海岸林内でのゴミや産廃の不法投棄も後を絶ちません。このような
無法行為は、徹底した取り締まりだけでは防げないと思われます。海岸にボートを降
ろすために車を乗り入れる必要がある人のためには、海岸への進入路を設けて、浜を
走行しなくても良いようにすべき場所もあるでしょう。進入路入り口には駐車場とト
イレ・水場などを設けて、使い勝手を良くするのも無法行為を未然に防ぐのに有効で
しょう。

 また、「割れた窓理論」でも解るように、美しくない風景は汚され、さらに汚くな
るようです。残念ながら、石垣島の海岸林はモクマオウなど移入種の侵入で、原風景
が破壊され、決して美しいものとは言えません。一部に残されている在来植生の海岸
林(仲筋ネバル御嶽の海岸林など)では、原風景の神々しささえ感じられます。見え
ないものの畏れを感じさせるほどの見事な原風景には、ゴミの不法投棄や車両の乗り
入れなど、人の不法行為を防ぐ力があるようです。
 
 今後は原風景の回復を目指して、海岸林の復元にも、積極的に取り組んでいただき
たいと思います。ただし、現在行われているような、防風ネットの中にテリハボクだ
けを植え付けるというやり方は、自然の摂理に反し、多様性を損ねますから、様々な
樹種を混植したり、植え方も苗や幼木を植え付けるだけでなく、粘土団子に種子を入
れて蒔く方法なども試してみるのも良いでしょう。飛砂被害が激しい浜では、先ず、
車両や家畜の浜への侵入を阻止し、グンバイヒルガオやハマゴウなどの海浜植物群落
の復元から取り組み、徐々にクサトベラ・モンパノキ・アダン・クロヨナ・テリハボ
ク・ハスノハギリ・オオハマボウなどの海岸林を育てていく、20〜30年先を見据えた
事業計画を立てていただきたいものです。
 
 これまでの公共工事では、工事の終了が「完成」でしたが、これからは、自然の回
復力を引き出し、自然の力を大いに活用した海岸保全に取り組むべきでしょう。ヒト
にできることは自然が回復する条件整備をし、きっかけを作ることだけかもしれませ
んね。


^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~
# 同じ筆者による「ウミガメに選ばれた島」(『白保メール』No.19)、「かわいそ
うな沖縄の川」(No.22)も併せてお読みください。ホームページにバックナンバーを
掲載しています。。
  http://www1.ocn.ne.jp/~shiraho/

♪ 送信がご迷惑な場合は、遠慮なくお知らせ下さい。
   すぐに止めるようにします。

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白保メール NO.46  03.4.9
発行者   鷲尾雅久 谷崎樹生 小林 孝
      shiraho@estate.ocn.ne.jp





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