オープンスペース街・日誌
2003年5月G
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5月31日(土) 「街」日誌
今日、「ヨッシーとジュゴンの家」特別ライブでーす (^o^)丿
 コンさんの友だちが韓国へ帰国のために特別ライブをします
5月31日(土) PM7:00頃〜
入場無料
電話 3928−1378
 掃除機をかけるタカちゃん  昼食は焼鮭、冷奴、納豆、韓国ノリ、
飯田寿司さんからの差入れの漬物、
神保さんからの差入れの漬物
 イラク支援カンパをする会長
 寄付の品物を磨くタカちゃん。
夕方に売れました
 ウエスを作るオヤジさん
 ソフトクリーム・ランプを磨く新カメさん。
夕方に売れました
 地球儀を磨くタカちゃん  高校生が派手な衣装を探しにきたので
「街」のNo War猿の衣装をレンタル。
このまま学校でアピールするとか… 
   
 コンさんが韓国のチヂミを作って差入れ。カムサ・ハムニダ (^o^)丿
深川の方で開かれた「ユージ個展」にタカちゃんとヨッシーが行きました。
 タカちゃん、ギャラリーの入口でポーズ
 タカちゃん&摺り師・ユージ  オー、ゲイジュツだ !(^^)!
「街」に戻り夕食
 カレーにはガーリックバター・
ターメリックライス
 ハネやん特製ニンジン・サラダと
甘いミニトマトと、コンさんのチヂミ
チヂミ…これは旨いと思わず顔がほころぶヨッシー&タカちゃん
夕食後、明日のライブ用の練習  タカちゃんの「1・2・3、ダァーッ (^o^)丿」
 ドラムスは、マック・ムラマツ  茶月さんから寿司の差入れ _(._.)_
はるか・かなたさんからのメール
 皆様、お変わりなくおすごしでしょうか。
 
 先日久しぶりに『街』のHPを拝見いたしました。そしてハネやんが大腸癌であることをはじめて知り、大きなショックを受けました。日々の雑用に追われ、不明でありましたところお詫び申し上げます。「チャンプルー街」がなくなって以来、ハネやん他皆様とも音信不通になってしまいましたが、陽気に前向きな生き方をしていらっしゃる皆様のことを時折思い出します。どうか一日も早いご快復を心より願ってやみません。
国会審議の幕引きに反対する
国会審議の幕引きに反対する−長期収容にならない指定入院医療機関は存在しない

京都大学医学部精神医学教室 吉岡隆一

現在参院審議中の心神喪失者等医療観察法案の採決が6/3にもくろまれている。155国会修正案の与党側からの説明=条文の棒読みにひきつづき、また、詭弁と虚偽が重ねられている。「不当な長期入院にならない」という政府側の「確信」は、政府さえ確信できない筈のものであることを、法案推進者の発言から証明しよう。


1 長期入院は本法案下では要請され、現実化され、合理化される。

再犯予測が措置と同様に政府の言うとおり可能ならば、措置入院の現状中20年以上の措置1/4が存在するその結果もまた引き継がれねばならず、同じ長期入院となる。厚生科学研究が示したように(措置入院制度のあり方に関する研究)すでに重大犯罪を行なった者の措置入院日数はそれ以外よりも長くかつ他の入院形態で入院継続がほとんどである。

立法理由は重大犯罪に心神喪失耗弱者が多く含まれることにおかれている(155国会)。

日精協は、現在の措置入院は重大犯罪者を厄介払いなどしていない、短期に不当な退院をさせていないと述べた。(精神神経学雑誌104巻1号)岩井参考人は156国会で、対象者の30%に比較的最近の措置入院歴があることを説明して、措置入院は再犯防止には短期過ぎると示唆した。

したがって本法案下の入院は、措置入院ではまかなえない長期入院を要請されており、再犯予測は措置入院と同じく可能なのでそうなる現実性しかなく、それが措置入院の長期の現状からまた合理化されるのである。

2 長期入院は本法案下でも諸外国と同じくもたらされる。

保安処分を持つドイツで入院5-6年と聞きドイツで再犯予測は可能と聞いたと何度も答弁した坂口大臣はなぜ日本の現状に立って率直な答え(わが国措置入院の現状は本法の長期入院を正当化する、20年以上も可能である)をしないのか。


3 法案のシミュレーションは破綻している

対象者の6割程度が現状で措置になり本法案入院者の対象者数はそれを参考にできる旨の答弁から、少なく見積もって200を入所させるとしよう。現在予定のの整備病床数は300程度である。1.5年で満杯になる。現在でも重大犯罪行為者の全入院期間(措置とそれに続く他の入院期間)は、1.5年より長いものを多く含む。(厚生科学研究では措置入院期間は半年を超えその多くが後に別の入院になることが示されている。)

結局病床は満杯につづき増設しなければならず、増設しなければ、通院医療機関のケアに移され、そこでの再犯(残念ながらこれは数学的に不可避である。精度の高いという再犯予測でも偽陰性者は存在するから)は再び増設の圧力の嵐を生むしかない。

日本の心神喪失者耗弱者の大多数(8-9割)は精神障害に基づく再犯をしない。(山上の論文を参照せよ。)彼らをこの法案の元に処遇することは、危険性の観点からさえ不当な拡大と過剰収容を招く。

塩崎委員は156国会で、対象者以外の入院者を本法案の処遇に置くことを考える旨発言した。増設に告ぐ増設はここからも必然になるだろう。

4 予算案には重保安病院の箱物への財政投下ばかり突出している。

本法案のもたらす地域ケアは、裁判所との書類のやり取りというノウハウをもつ社会復帰調整官という名前と住居指定や再入院の強制枠組みしかもたない。これは長期入院のインセンティブでしかない。予算案はどうなっているのか?

現在の長期入院に対するコミュニティケアの欠如がそのままで、短期化するわけはない。入院者のセーフガードを整備した精神保健福祉法によって、長期入院が減少したのではない。入院中の治療の充実は、それだけでは地域ケアには結びつかない。同じことがこの法案でも起きるのだ。

5 本法案の処遇下に置かれない対象者の問題

再犯の危険因子のうち最も再犯に関係するのは諸外国の研究を見てわかるとおり、精神病質や犯罪歴である。精神病質に基づく犯行を行ったものは本法案に入り込まざるを得ない。これらの因子を持つものを対象者から選抜することは、再犯予測という言葉を避けたいものにとっても、本法案の元では、必然的なものである。指定入院医療機関はこれらのものによって埋め尽くされるだろう。やがてイギリスと同じく、施設内での不祥事も起こるかもしれない。

選抜の結果本法案の処遇に入らないとされた対象行為を行ったものや処遇終了者は、一般医療で処遇されるのか。それも不明である。一般医療で処遇しなければ、ますます過剰収容や重保安病院の増設は避けられないはずである。1-4に見た入院長期化がそれを促進するだろう。一般医療で引き受けるには日精協の「協力」が必要である。議員諸氏は、この点を厚生労働省にぜひ問いただすべきである。面白い答えが聞けるだろう。
措置入院患者も指定施設へ?!
 さて昨日の法務委員会で、千葉さんの質問に対して塩崎さんが答えていますがその中で、

 なぜ措置入院があるのにこの法案を作るのか、といわれれば、私は厚生労働省にもこの新法と措置入院が有機的に一体化するよう話してきた。またこの法案の施設での手厚い医療は新法の対象者だけではなくて、重い患者さんもこの法案の手厚い医療を受けられるようにするべきである。この法も対象者以外の人のこの施設入院を制度的に排除していないとのこと。

 27日の院内集会でこの法案で日精協は得をするのか、という黒岩さんの質問に対して、池原さんが、日精協が追い出したいと思っている患者の一部しか対象とはならないからそれほど得するわけではないのでは、と説明なさっていましたが、もしかすると(何でも日精協に関連付ける関連妄想かもしれませんが)この塩崎さんの発言が日精協の意図であり日精協と政府あるいは自民党との密約なのかもしれません。

 たしかに措置入院患者を県を越えて入院させるのは運用上は難しいかもしれませんが、不可能なことではないのではと思います。実例0ではないのでは? さらに全国30ほど作られれば、大都市には必ず作られるでしょうから、かなり容易にこの法案の施設に措置入院患者を入れられるのではと思います。

 措置入院の入院先は本人は選択権がなく、知事が決められますから、たとえばどこの措置指定病院も引き受けられないというからとかそこがふさわしい本人のためという理由をつければ、この法案の指定施設に措置入院させることは可能でしょう。あるいは現に入院中の人をこの施設に転院させることだって可能だと思います。

 英国では特別病院に入れるのはたんに事件を起こした人だけではなくて、普通の病棟では保安情問題が留、最高保安病院が適切とされた人も入れられるわけです。地域保安病棟も同様で、それゆえ一般病棟が嫌がる人が流れ込み、地域保安病棟は満杯で当初の計画を裏切って、増床に告ぐ増床、最高保安病棟から移したくても移せないという実態と聞きます。

 この塩崎発言こそ、この法案成立後の運用実態、政府・与党の本音を漏らしたものだと私は考えます。
大和川病院の取り組みから10年、最後の判決が出ました
本日、大和川病院関係の最後の判決言い渡しが午後1時すぎより大阪地裁でありました。
当然と思える判決の言い渡し内容でした。以下に、主文と要旨(抜粋)のみ貼りつけます。

なお、これらの大和川病院関係の取り組みのすべての報告集会を11月8日(土)午後1時〜4時、予定しています。ぜひとも、予定表にご記入下さい。
〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜
主文−被告医療法人北錦会は、原告に対し、金2,200万円の金員を支払え。(利息分省略)−被告安田基隆の相続人3人は、原告に対し、各自7,333,333円を支払え。(利息分略)

理由−原告の息子が死亡した原因は、多量の抗精神病薬を多剤併用投与されたために、その副作用である高度の便秘状態を呈することとなり、これが高じて麻痺性イレウスとなり、便通が阻害され、腸内容物が腸内に蓄積し、それに伴って腸内細菌が増殖し、小腸粘膜の損傷によって、これが体内の血液に入り込んで敗血症を引き起しショック状態を呈して死亡したものと認めるのが相当である。

[被告の注意義務違反]
・(略)その病状の変化に応じてさらに適切な治療等を施すべき注意義務を負っていることは明らかである。しかるに(医師、看護婦の人数の大幅な基準の下回り)・・
・・
基隆は、被告の息子を一度も診察していないのに、自己の作成した治療マニュアルや指示に基づき、画一的機械的に極めて大量の抗精神病薬を連続して投与させ、高度の便秘で苦しんでいるのに、適切な診察や処置をしないまま放置し、麻痺性イレウスを発症させ、さらに敗血症を発症したのに、その病状の変化を見過ごし、適切な治療を行わないまま、原告の息子を死亡させたものであって、原告の息子に対して、適時適切な診療を行い、その診察に基づいて、適切に投薬治療を施し、病状を適時適切に観察し、その病状の変化に基づいてさに適切な治療等を施すべき注意義務に違反したものと認められる。

[被告らの責任原因]
省略)・・ショック状態を呈して死亡せしめたのであるから、原告の息子に対して、不法行為責任を負うことは明らかである。

[損害額]
死亡した原告の息子は、多量の抗精神病薬を投与され、高度の便秘に苦しみながら、適切な治療や処置も受けられず、内容物を嘔吐しながら無惨な姿で死亡させられるに到ったもので、大和川病院における治療の実態をも考慮すると、その精神的苦痛に対する慰謝料としては3,000万円が相当である。
(弁護士費用等省略)

5月30日(金) 「街」日誌
5・29 参議院法務委員会/フッ君
 野党の追及の矛先は鈍く、木村副大臣はじめ自民党の有力な族議員が日精協から政治時献金を受けていたことを真剣に突っ込むこともなかった。

 今日の法務委員会で明らかになったことは、
・対象者を個室に閉じ込め、暴力的な対象者は押さえつけるとの答弁。
・対象者抜きでも公判を行う、
・心神喪失の判断は、あくまでも裁判官が行う、
・現在、拘置所・刑務所では必要な薬の投与も行われていない、
・今年度すでに全国8ヶ所の収容施設を作るべく35億円の予算が計上されている。

 質問に対し、政府・官僚は従来どおり「症状の改善」「社会復帰の促進」を繰り返すのみ。
 委員長は6月3日にも強行採決を狙っているが、この策動を打ち砕いて断固廃案に追い込もう!
 我々「精神障害者」はあくまでも地域で生き抜くぞ!
 廃案を訴えるフッ君

 昼食はアジの南蛮漬け、みょうが・ゴーヤーなど7種類の野菜の浅漬け。
デザートはイチゴ&アイス
 サギリちゃん久々登場。一ヶ月ほど、
自宅に戻って「睡眠中」 今しばらく休養
 お米の差入れ (^o^)丿 _(._.)_  夕食は揚げ鶏のネギソース 人参そばろ第3作、人参・桜海老・高菜
のそぼろ
 ポテト・サラダ  飯田寿司さんからの差入れ。
カツオの炊いたん
 11人で食べました
国会前行動などの速報(5・26〜
より転載
 国会は今や戦争体制をつくる“機構”と化しています。有事法制、労働法制改悪、イラク派兵新法、「共謀罪」新設、保安処分新法…。いつか来た道を一気に進もうとしています。しかし私たちの反撃はこれからです。有事3法案を中心に小泉政権の戦争政策・労働者抑圧政策を多くの人々に知らせ、たたかいを組織しましょう。

 有事3法案の採決情勢が切迫しています。「参院武力攻撃事態特別委員会は28日の理事懇談会で、有事法制関連3法案について、6月3日に参考人質疑を行うことを決めた。与党側はこれにより採決の環境は整うとして、5日にも小泉純一郎首相出席も出席して同特別委で締めくくり総括質疑と3法案の採決を行い、6日の参院本会議で可決・成立させる意向だ」(毎日新聞 5月28日)。また、「政府は28日、テロ対策支援法の期限を2年延長する同法改正案と、自衛隊をイラク国内に派遣するための『イラク復興支援新法』の2法案を今国会に一括提出する方針を固めた。2法案を同時並行で審議するための特別委員会を設置し、今国会中の成立を目指す方向で与党と調整に入る」(毎日新聞 5月28日)と、イラク派兵法の制定に突き進もうとしています。6月10日(火)夕方の日比谷野音には総力で集まりましょう。
5月26日(月)

 26日(月)から連日の国会前アピール&署名提出行動に“再突入”しました。数少ない反対派議員を激励しながら、民主党・自由党の与党への協力を許さないために、また、次々と「国会見学」に訪れる小中学生にも有事法制反対をアピールするために、国会前行動を続けます。全国から寄せられた署名を「武器」にして、国会議員への要請も続けていきます。詳しい行動予定は下記の通りです。30分でも1時間でもかまいません。国会前に足を運んで、座り込みに、アピールに参加してください。

 有事法制を止める力は、反対世論が渦巻くところから生まれます。連日のビラまき、街頭署名活動に起ちましょう。職場、学園、地域で署名を呼びかけましょう。新しいビラは27日じゅうにホームページにアップします。
 北朝鮮「脅威論」がはびこっています。真っ先に「北朝鮮脅威はデマ宣伝だ」と主張し、「朝鮮に武力攻撃するための有事法制だ」「朝鮮侵略戦争の歴史をくり返すな」と訴えましょう。北朝鮮脅威論に踏み込んで反論することが必要だと思います。
 提出する署名が少ない状況です。全国からどんどんと署名を送って下さい。

5月27日(火)
又市議員に署名を渡す 傍聴合間の昼休み、座り込みの場所でお弁当を食べる西川さん
 社民党の又市征治議員(比例・富山)、大田昌秀議員(比例・沖縄)、共産党の小泉親司議員(比例・千葉、有事特別委員)、岩佐恵美(比例・東京、有事特別委員)、民主党の佐藤道夫議員(比例・千葉)を訪ね、9740筆を参議院議長宛に提出しました。民主党の佐藤議員だけ断られました。理由は「いかなる請願署名にも紹介議員にはならないことにしている」そうです。では有事3法案についての見解は?と尋ねたところ「審議中の法案についての見解はどなたにも明らかにしない」との事でした。国会質疑での気さくなやりとりから期待して行ったのですが意外な対応でした。
5月28日(水)
28日の国会前は久しぶりに天気がよかった 28日夜の労働者の集会

 国会前は、「戦争も雇用破壊も許さない5・28集会実行委員会」に集まる労働組合の関係者による集会が約100名の参加で行われました。全労連系の労働組合の関係者は、終日行動として議員への要請行動、請願行動が行われました。百万人署名運動の今日の国会前座り込みアピール行動の参加者は延べ15名。与党3党、民主党に対する弾劾アピール行動と、国会見学に訪れた中学・高校生へのアピール行動を行いました。

 今日の有事特別委員会では元沖縄県知事の大田昌秀議員が質問に立つということもあって、いつもの西川重則事務局長の他に女性4人が傍聴に入りました。うちお一人は奈良県からかけつけた方です。その方は「テレビなどで全然報道されないのでどうなっているのか心配で来ました。国会前に来ている人は少ないんですねえ」と言いながら傍聴に入っていかれました。

5月29日(木)

 横須賀での有事3法案の公聴会を弾劾する行動が、早朝から地区労や市民団体などによる街頭宣伝やデモ行進が行われ、会場である横須賀パークホテル前で抗議行動が続けられました。のべ100名の参加で闘われました。
29日の国会前。福井や横須賀での抗議行動と連帯して…  この日は民主党議員を最初に訪ねました。角田義一議員(群馬)、佐藤泰介議員(愛知)、岡崎トミ子議員(宮城)の3人です。しかし3人ともに断られました。理由は「今は法案の提案者の側に立っているので、その法案の廃案を求める請願署名の紹介議員にはなれない」というものでした。角田議員が「北朝鮮の金正日は何をするかわからないから」とおっしゃったので少しやりとりをしましたが、「北の脅威」という点では民主党も自民党も全く同じなんだと改めて認識させられました。岡崎議員のところでは、「日本のバーバラ・リーさんになろうと彼女を日本にお呼びになったのではないですか?」と聞いてみたのですが、明快なお応えはいただけませんでした。
 この後、社民党の福島瑞穂議員(比例・神奈川)、大脇雅子議員(比例・愛知)、共産党の池田幹幸議員(比例・千葉、有事特別委員)を訪ね、7252筆の署名を提出しました。これで参議院には計2万5026筆の署名を提出したことになります。(国会提出署名総数527890筆)
A&U行動情報:有事法案を廃案へ!
http://www.act-unite.org/
 5月31日(土)12時から15時まで京阪三条駅前で有事法反対の街頭宣伝。11時から熊野寮食堂で準備。街頭宣伝終了後16時から熊野寮食堂で学習会。

 国会前では、有事法で真っ先に軍属として動員される陸・海・空・港湾労組20団体の労働者の方々はじめ、連日抗議行動が行われています。全国で有事法反対の行動を! 6月10日東京・日比谷野外音楽堂での有事法反対大集会に集まりましょう!
阻止共闘より 5月22日厚労省交渉報告
 昨年12月、保安処分新法(心神喪失等医療観察法案)の衆院での強行採決に際しては阻止共闘は断固たる抗議の声を上げ、傍聴人5人が拘束されるという弾圧をもはねのけて、弾劾行動を行いました。さらに5月6日から始まった参院での審議に対しても連日のように国会前での抗議行動をくりひろげています。

  そのうえで阻止共闘としては国会審議の中でさまざまな問題点が明らかになったことを踏まえ、厚生労働省に直接交渉を申し入れましたが、厚生労働省は4月22日付けで「申し入れ事項を検討したところ、当方の施策と根本的に相容れない内容のものがあり、当方として回答できかねますので、申し訳ございませんが、お受けすることはできません。」なる文章をファックスで送りつけてきました。新法に反対する団体とは話し合わないとするあからさまな対応に対して, 阻止共闘としては法案を阻止するためにも早急に厚生労働省交渉を行う必要があると判断し、国会議員紹介で交渉を追求することとし、法案に反対の植田むねのり議員(社民党)の紹介で5月22日に交渉を行いました。交渉はこちらの参加者の人数を10人に制限し、時間もわずか30分(実際は45分間だったが)、これまで阻止共闘の交渉のたびに厚生省に確認事項を念書の形で書かせてきたという実績をも否定して、今後は念書を書かないとする納得いかないものでしたが、早急に厚生労働省交渉を実現することを重視して、交渉は行われました。

<5・22厚生労働省交渉の報告>
出席者 厚生労働省側 精神保健福祉課 課長補佐 岩田、  同 泉
           国立病院部 政策医療課係長 岡野、 同 兼平
            同   施設整備管理室施設係長 小野
                      記録係2名  他総務課1名
    阻止共闘側    10名
    植田むねのり議員秘書 大竹
まずあらかじめ阻止共闘が出していた申し入れに添って厚生労働省側から回答させる。

1、本法案は医療に関する法律と考えているのか明らかにされたい。医療法とお考えならばその医療についてのガイドラインを提示していただきたい。
(岩田)法案第3章に医療について規定がある。診療方針について別途必要があれば厚生労働大臣が定めるとある。法案はまだ国会で審議中であり、固まったもの、具体案はない。

2、今回の法案に基づく病棟の建設に対する態度を明らかにされたい。
(岩田)法案に定められている指定入院医療機関は法案が成立すれば的確に運用されねばならない。このための病棟は新たに建設することになる。15年度予算でこの法案に基づく施設整備費として35億円が計上されている。

3、施設が老朽化しあるいは騒音などで建替えが必要と考えている国公立病院(精神科単科・総合病院における精神科病棟)を列記公表されたい。
(岩田)必要性、緊急度、財政状況などを判断して決める。建替えの要望についてはないわけではない。
(阻止共闘)どういうところから要望がきているかについて次回までに調べてきてほしい。国立肥前など名前がでているのではないか。

4、国公立病院において、今回の法案における病棟の建設・改築の予定があるものを明らかにされたい。
(岡野)指定入院医療機関は国立、都道府県立病院のほか、特定行政独立法人が開設する病院に設置する。法案が成立したら2年以内に施行するとされているので施行までに建設する。当面8ヶ所の予定だが、具体的にはどこに建設するかは決まっていない。今いろんなところにあたっている段階でまだ決まっていない。8ヶ所を同時に着手すればできあがらないので、しぼりながらやっていくことになると思う。

5、今回の法案で病棟建設以外の予算の内容(例えば人件費)を明らかにし、同時に執行の状況を明らかにされたい。
(岩田)人件費を含む運営費については15年度予算には計上されていない。16年度以降になる。調査・研修などですでに使ったものは1億7千万円である。

6、今回の法案に基づく予算とは別に一般的な建替えにいくらほど予算がつくのか明らかにされたい。
(岡野)一般的な病棟の改築については敷地の地形や建物の形状などが違うので一概には言えない。個室か4人部屋かなどさまざまなケースによって違いがでるが、平均すると50床の病棟建設に4〜5億円ほどかかるというのが目安である。

7、病院・病棟の改築・新築に際して、老朽化などに基づく改築・新築と今回の法律に基づく施設を建てることはとりあえず別のことであることに鑑み、今回の法案による病棟増改築を条件にしないよう明言されたい。

(岩田)そのような条件を付けることは考えていない。しかし病棟の改築などに際して、この法案に基づく施設整備について病院側に提案することはある。 

8、本件について、各国公立病院が私たちをはじめ、当事者団体と話し合いを持つよう指示されたい。
(岩田)地元でそういう話が起きればその場で検討する。その病院が判断することである。
  こちらから、地域の病者団体が申し入れをしたら、厚生労働省としては当事者団体と話し合うよう指導するべきではないかと追及すると厚生労働省側はしぶっていたが、結局あいまいではあるが、内容によるが、厚生労働省に相談があればそうすることもあると回答。

  一通り厚生労働省の回答があった上で、再度はじめの質問に戻る。
 医療内容については最近も電気ショックによって患者が殺された。病院側は非を認めていない。法案が通ったら、どんな医療が行われるのか。強制医療は本人の同意なしに行われるのではないか。インフォームド・コンセントはあるのか。などの質問に岩田は入院決定されても病識のない人もいると思うが、本人の同意を得られるよう努力するなどきれい事で逃げようとする。

 退院の請求については患者本人とその家族、付添人はいつでも裁判所に対して退院請求することができる(確かに修正案ではそうなった)。また指定入院機関の管理者は入院の必要がなくなったと判断すれば裁判所に対して退院請求できる。その上で6ヶ月ごとに合議体で入院の継続の必要性があるかどうかをチェックする。処遇改善についての申し立ては社会保障審議会に申し立てることができる。精神保健福祉法の精神医療審査会とは違うと説明。通信・面会の自由も認められると回答した。

 医療内容についてなど、もっともっと追及したいことはあったが、時間切れ(わずか45分間)になったので、話し合いを継続することを確認して、この日の交渉は終了した。

 その後5月27日に、3の質問に関連して以下の回答が植田議員あてに回答があった。

「国立病院、療養所においては、昭和40年代に建築され、築後30年以上経過した病棟が残っている状況もあり、ほとんどの施設が病棟等の建替え要望を持っていると認識している。したがいまして国立病院・療養所の建物整備については、精神病棟に限らず、必要性や緊急度、さらに財政状況などを勘案し、行っているところである。」
 
  なお阻止共闘としてはこの厚生労働省交渉の結果をふまえて各地で闘う皆さんに、保安処分新法に基づく施設を作るなという申し入れをそれぞれの地域の国公立病院に対して行ってほしいと思います。

                                   以上

「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議
                        連絡先  東京都港区新橋2ー8ー16 石田ビル
                                    救援連絡センター気付
                              (03)3581ー1301   fax (03)3591ー3583
えばっちの映画のお知らせ
今度の映画のチラシをお送りします。
東京アテネフランセ
大阪シネヌーボォー
です。
なんとか、六月の東京には、イキタイデス!!!!
えばっちより
日本共産党の小池晃 のホームページ

木村副厚労相に 1 億 3500 万円  医療関係団体から献金
“渡り鳥”で 4 億円懐に 公益法人への天下り官僚 小池議員追及


5月29日(木) 「街」日誌
   
               犬の散歩は洋平君&タカちゃん   関町ピースウォーク、ビデオ鑑賞会
 変なマイクが入ってきた。ドラエモン・メガホンより強力なのでデモ用にしよう  飯田寿司さんからクーブ・イリチーの
差し入れ
 マリさんから差入れ。  富士さんから、ソフトクリームの寄付
ハネやん、何やら作ってます フッ君&ガンちゃんで狭山事件ビデオ
用の学習会
 狭山事件&反戦の全天候型・常設
「関町ビデオシアター」の完成
 夕食は人参・桜海老・クレソンの
かき揚げ、カボチャ、椎茸の天ぷら
神保さんからモロッコ・サラダの差入れ 定番、揚げナスのおろし合え
 まだまだ続く、人参づくし。昨日は人参とタラコのそぼろだったが、タラコは高いので今日は人参とシラスのそぼろを作った
けど、タラコよりシラスの方が美味しかった !(^^)! 

『食べる事とは』のミーティング/トミタ
 「街」ではこの間、「食べるとは何か」というミーティングをずーっと(実は9年間も)している。ちょうどボランティアの平間さんがいて「食べること」の話をしてくれた。

 「私たち人間は、いつも生きているものを殺して食べている。命あるものの命を断たなければ生きていけない宿命なんだ。だから食事の時、私は感謝の気持ちで自然と手が合わさる。そして感謝の気持ちがあれば、生き方が自然にわかってくるんです」

 買い物に来たお客さんが「とっても良いお話をききました。すごい事をいっつも話していてホントに勉強になります」と話しながらブラウスを買っていってくれた。

 ハネやんが宮沢賢治の『よだかの星』の話をした。「カブト虫や沢山の羽虫がよだかの僕に殺される。そして今度は僕が鷹に殺されそうになる。あゝ、つらい。僕はもう虫を食べないで飢えて死のう。遠くの空の向こうに行ってしまおう」と「弱肉強食の因果」のつらさから逃れ遠くの空へ飛んで行き「星」になってしまう。この『よだか星』を、「弱肉強食=殺し合いの連鎖」と考えるよりも、平間さんが言ったように他の生命をいただく・『感謝』の気持ちを持つことが大事だと思う。
他の命をいただき、自分がよりよく生きる。つまり「殺し合い」ではなく、「生かし合いの連鎖」と積極的に考えた方がいい、と話してくれた。

 このミーティングを聞いていて、「街」に来て10日目、いつも聞き役のタカちゃんが話し始めた。「今までは出されたものに文句を言って、家族と一緒に食事をしなかった。自分の部屋で一人で食べていた。それって良くないことだと気がついた。食事はみんなと食った方が旨い!」

 「ちょっと急に進まないでヨ。一歩一歩進んでヨ。すぐ追いつかれちゃうから…」と平間さんに言わしめたほどの『学び』をタカちゃんは見せてくれた。ス・ゴ・イ (^o^)丿」 
医療観察法案審議のスケジュール
法案審議のスケジュールは29日法務委員会、6月2日(月)法務・厚生連合審査、さらに火曜日法務委員会ということだそうです。

最悪の場合は6月第1週にも強行採決ということがありうる状況のようです。与党としてもこれ以上審議を続ければ、ぼろぼろ政治資金問題がでてくるし、さっさと決着をつけたいのかもしれません。

予防拘禁法を廃案へ!共同行動としては、6月3日に朝8時半より国会前ビラまきと議員へのビラ入れを予定しています。
各団体の皆様も最後の踏ん張りどころとして国会議員への働きかけを集中していただきたいと存じます。

5月29日(木)/法務委員会
───────────────────────
【質疑者(案)】
10:00-11:15  佐々木知子 君(自保)
11:15-12:00 市川一朗 君(自保)
   (休憩)
13:00-14:00  千葉景子 君(民主)
14:00-14:30 朝日俊弘 君(民主)
14:30-15:30 浜四津敏子 君(公明)
15:30-16:00  井上哲士 君(共産)
16:00-16:30 平野貞夫 君(国連)
16:30-17:00 福島瑞穂 君(社民)
 次は600号だぁーっ (^o^)丿
ま ち 599
2003年5月26日発行

 街・を応援する会
応援先 リサイクルショップ・街 住所:東京都練馬区関町北4-2-11 電話:3928-1378
5・23 STOP 有事法制 明治公園 
 みんながライブの練習をしている間に、会長は、Tシャツの袖を切り、5・23集会用のタンクトップゼッケンを完成させました。新作プラカードは片側を終え、明日、完成させて、明治公園で初披露の予定 !(^^)!
アリちゃん@クリエーター、
沖縄から帰京
反戦・缶バッチ・トミタ。6時前に明治公園について、さっそくパフォーマンスをする「関町チンドン楽団」
陸・海・空・港湾20労組が呼びかけた5・23集会は、3万人が結集し、有事法制の衆院通過を弾劾し、絶対に成立を阻止する決意を固めました。集会では、イラク侵略戦争の開戦以来連日アメリカ大使館に抗議に行っている中学生も発言し、戦争反対を強く訴えました。集会終了後、参加者は都心デモを力強く闘いました。
則子さん  会長 集会スタート


ヨッシー
キリリとしたタカちゃん  チャンゴを叩くハネやん ホットすぺーす八王子の仲間も参加
 有事は戦争だ! 有事法制廃案!
つぶせ! 予防拘禁法 
5・27全国集会&院内集会&法務委員会傍聴
 星陵会館で全国集会
 朝日議員(民主党)  龍眼さん
植田議員・社民党 大賀さん  岡田医師
 日精協政治連盟が昨年法案の審議中、木村厚労副大臣や自民党の族議員に次々と献金していた事実が
明るみになった。こんな金まみれの疑惑に満ちた法案は廃案あるのみ。医療観察法案の本質が、予防拘禁・保安処分であり、「精神障害者」を社会から隔離・抹殺することであることを見誤ることなく、参院で廃案に
追い込もう!
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