オープンスペース街・日誌

2003年3月H

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3月31日(月) そのA 「街」日誌
「街」追っかけカメラマンです。29日の「 03春闘勝利!全国労働者集会」の写真を送ります。この後の、「Stop War! World Action」には、参加できなかったため、昼の写真だけです。

久しぶりに、赤旗がいっぱい翻るのを見て、「労働者階級、健在なり」と、拍手を送りたくなりました。戦争のはじまりに対して、ストライキでたたかうなんて、やっぱりカッコいいですね。

 公園通りのビルの壁に、○○不動産の名前入りで「NO MORE WAR」という横断幕があったのには、驚き、かつ感動しました。

今後とも、よろしく (^o^)丿

                     「街」追っかけカメラマン
ステージでリズムにあわせてデモコール 渋谷の街へ出発
ハネやんホイッスルでゴー 見上げると、ビルの壁にも「NO MORE WAR」
先頭はストライキを貫徹中の動労千葉の労働者 労働組合の旗が林立
解放同盟全国連も大結集 公園通りで
「私もノートにNO WAR」 チュ−やん、「一緒にデモに入ろう」
渋谷交差点にチャンゴの音が響く. 思わず手を振るトミタさん
29日の杉並キャンドル・ウォーク
「街」のみなさん、「イラク反戦ストリート・ファイティング・バンド」の活躍は、いつもHPで拝見しています。

 とくに、毎週土曜日の「Stop War! World Action」は、渋谷の街を戦争反対の熱い空間に塗りかえるおおきなムーブメントになっていることが、ビシビシと伝わってきます。

 イラクへの開戦から10日に入り、米英軍のバクダットへの無差別空爆が連日行われ、ほんとうに胸が痛む毎日です。

 20日の開戦の日の夕方のキャンドル・ウォークから、戦争がはじまっても、いや戦争がはじまったからこそ「戦争やめろ!」の声を上げつづけるために、開戦から1週間目の26日、そして29日と、私たちは、戦争に抗議するキャンドル・ウォークを続けています。

 毎週土曜日の阿佐ヶ谷のキャンドルウォークは、29日で8回目になりました。チラシを見たり、キャンドル・ウォークを見たりした人たちが、「私も一緒に歩きます」と、集まっています。「ヨッシーとジュゴンの家」の「イラクの子供たちは今」をテープで流し、みんなで歌っています。

 この戦争で、再び劣化ウラン弾が使われました。ブッシュとブレアの戦争は、人間に対する許しがたい犯罪です。私たちは、人間として、人間であるために、抗議の声を上げ続けなければなりません。

 私たちの行動は、小さなものかもしれませんが、戦争に反対する灯火を、絶やすことなく、掲げ続けていきたいと思っています。

 写真は、29日のキャンドル・ウォークをスナップしたものです。これからもまた、一緒に頑張りましょう。
 
           戦争はいや!平和。杉並実行委員会 


3月31日(月) その@ 「街」日誌
北島邦彦と未来をつかむ会」のお花見 イン 善福寺公園
 3・30、近くの善福寺公園のお花見にヨッシー、小美野さん、サギリちゃん、チューやん、洋平君、
則子さん、ハネやんの7人が参加
北島邦彦さんはハネやんの大学の後輩  杉並区民と話しいてる北島さん 「街」の皆もご馳走さま
「北島邦彦と未来をつかむ会」会長の実方さん( 荻窪・クリーニング業) の挨拶
暗い世相だからこそ、私たちはみんなの力を集めて希望をつかんでいかなくてはなりません。
北島邦彦くんは、私たちと一緒にどこまでも共に歩んでくれる人です。
 北島邦彦くんを区政に送り込んで、私たちの未来をきりひらいていきましょう。
           
 桜の花の下、「ヨッシーとジュゴンの家」のライブ。「命の海」「介護保っ険」
「都知事さま」「同じこの星に生まれて」の4曲を唄いました
 北島ファンクラブの若者がジャンベ

2ndシングル 
命の海 原曲 ビクトル・ハラ「平和に生きる権利」
編曲 ヨッシー
原詩 沖縄・辺野古の「命を守る会」のオバーたちの言葉を浦島悦子さんがまとめ
加筆 ヨッシー
命の海を子や孫達に 残さなければそれだけのために
命をかけて闘っている おじいやおばあ達

わったーもう老い先短いけれど 子や孫達が哀れするよ
あんな思いはさせたくないさ 命こそ宝だよ

戦やならん 戦やならん 戦やならん 戦やならん
忘れないよおばあの言葉 基地は作らせちゃならんよ

人は働いて畑を作り 魚をとって生きるものだよ
金をばらまき海を山を壊す いまにバチが当たるよ

ヤマトの人達考えてくれ 何もいらない平和な島を
返しておくれ豊かな島に 基地なんていらないよ

大事な事はみんなで決めよう 名護市民投票あれから5年
何が何でもこの海をつぶし 基地を作ろうとする日本政府の卑劣な攻撃に
傷だらけになりながら されど杭一本打たせちゃいない
杭一本打たせちゃいない 杭一本打たれはしない

命の海を子や孫達に 残さなければそれだけのために
命をかけて闘っている おじいやおばあ達

戦やならん 戦やならん 戦やならん 戦やならん
受け止めようおばあの言葉 基地は作らせちゃならんよ


 リクエストのあった「命の海」に「そうだ、そうだ」とうなずく区民の人が多かった。
おいしいお弁当 ご馳走さま  1911年生まれ・92才、「街」の斬りこみ隊長・小美野さんがカラオケ。
「100才まで頑張ります!」と、杉並の若い高齢者に檄を飛ばす
詩吟をうなる女性 チューやんのピアニカでデュエット 低音の魅力でフランク永井を唄う
楽しいデュエットで場を盛り上げてくれました
ダンスまで出て、
最後は北島さんの挨拶で、
お花見一次会の終了。
 忙しい日々が続く中、天気もお花見日和りで、久々にノンビリした日曜日になりました。
 沖縄・名護 「ジュゴンの家」の晋くんの辺野古海岸 監視日記
3月26日
 ニューヨークへ平和をアピールしにいく与勝高校生に電話しました。ちょうどこれから出るところ。「応援しているから頑張ってきてね!」僕。「頑張ってきまーす!!」と元気な返事。

 今日も続く軍事演習。爆音が通り過ぎても頭の中に騒音が響き続ける感覚が残ります。
今日の離発着は合計14回、今までにない離発着の数です。これだけうるさいと、わじわじも最高潮で、打ち落としてやりたい気分になります。こんにゃろ!(米兵が敵なわけではないけど)

 浜辺に出ると警備の兵隊は銃を携帯してこちらを威圧してきます。今日の当番の節子さんも朝からがなるこの爆音に「恐い、恐い」と不安がっていました。

 今、現実に辺野古の目の前で行われている演習と新基地建設は次の戦争を想定している。僕と同世代が武器を持ち多くの人の未来を奪おうとしている、この現実を止めなくてはいけない。ホームページのイラクの民間人の死傷者の写真をみながらおばぁ達と話し合いました。おばぁ達は「そのための基地はいらないねぇ」と話をしていました。
26日、米軍海兵隊大型へり「CH−53Eスーパースタリオ」の演習。一日中爆音が響く。 警戒に当たる米兵、MP(米軍警察)
初めてヘリが大砲を吊り下げて飛んできた。かなり大きかった。
3月27日
今日も続く米軍演習。14:30には水陸両用車が上陸作戦。
続々と上陸、合計8機。どうも2機編隊で動いている模様。
強襲揚陸艦、ポートマクヘンリーか?後部が格納庫けん、ヘリポートになっているのが伺える。
次の編隊が入ってきた。15:10頃、こちらも8機。
ものすごい排気ガスを出して走る水陸両用車。戦車は1リッターで100メートルしか走らない。
1機だけ他の機種と少し違う。 上陸の様子。
水陸両用車が走っていった後の海、海がにごっている。
 演習は毎日が戦場だと思わせる。おばぁ達は戦争を思い出し、その状況に恐怖しています。今日、入った情報では「この演習は4月のはじめまで続く」という事、4月といえば防衛施設局による海上規制が始まる。それまでの集中的な演習なのでしょうか。基地の中で訓練を受けている兵士は相当非情な毎日を強いられているはずです。辺野古では何が起こってもおかしくない、暴行事件、性被害、環境破壊、不安はつのる一方です。

 沖合には強襲揚陸艦が待機して、海上は水陸両用車が走る、空中はへり、スーパースタリオとコブラだと思われる攻撃型のへりが飛び交かい、へりによる吊り下げ作業は日常茶飯事。これを戦場と呼ばず、なんと言うのでしょう。

 辺野古を訪ねてくる方達は辺野古で戦場を見る事になります。
僕も恐いですがこれが辺野古の現状、沖縄の現実。僕達が「NO WAR」と訴え現実を乗り越えていかなければいけない。


3月30日(日) 「街」日誌
昼食はつけ麺とチャーハン  03春闘勝利、全国労働者集会 13時代々木公園
集会の最後にコールの練習で「イラク反戦・ストリート・ファイティング・バンド」が登場
 宮下公園へデモの出発
 午後3時半、本駒込・おだぶつ村で住基ネット反対の催しで歌うヨッシー&ガンちゃん
 http://www.worldaction.jp/
 「街」からは15人とNo War Dog リンタローが参加しました。
午後4時半、渋谷・ハチ公前でパフォーマンスをする「イラク反戦・ストリート・ファイティング・バンド」
ヨッシーたちが戻ってきた
ユッ君も派手な衣装で登場

反戦共同行動のホームページから

アメリカの開戦弾劾! バグダッド大空襲、大量殺戮弾劾! 

この大虐殺戦争を、ただちにとめよう!

NEWS

3月29日

★春闘勝利!イラク戦争やめろ!
 盛り上がった3・29全国労働者集会!

 3月27日からストライキに入った動労千葉は、3月29日、東京・代々木公園で全国労働者集会を開催しました。1600人が集まり、春闘集会としても反戦集会としても高揚しました。
  田中康宏・動労千葉委員長が開会のあいさつ。連帯のあいさつ「とめよう!戦争への道 百万人署名運動」から小田原紀夫さん、「国労5・27臨大闘争弾圧弁護団」を代表して佐藤昭夫さんが発言し、さらに被告の家族団からの発言がありました。また、この集会に協賛している全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、全国金属機械労働組合港合同がともに春闘を闘う決意を表明しました。
 集会終了後、ただちにデモ行進に出発。それぞれのスローガンを大書したボードを手に、渋谷の町を宮下公園までデモしました。
                                               詳しくは、こちらへ。

掛け声も高く、デモに出発する動労千葉を先頭とする労組隊列

 

                            色とりどりのデコレーションで「戦争反対!」 

NEWS

3月29日

★Stop War! World Action 3.29
 3000人の渋谷デモで訴える!

 3月29日、さらに渋谷の宮下公園で、Stop War! World Action 3.29 が開催され、3000人が結集、3度渋谷をデモしました。集会では、地下鉄で働く青年労働者などが発言、労働者の戦争動員反対を力強く訴えました。看護学校の先生も、同僚をつれて参加しました。
 明日の世界を担う若者たちの若々しさとエネルギーに満ち満ちた集会でした。

                         発言する地下鉄の労働者。強い共感を呼ぶ!

  デモでは、警察が不当な規制を行おうとしました。しかし参加者の反戦の思いは、この規制を決して許しませんでした。侵略戦争をやっているのだから、抗議する人、デモをする人が増えるのは当然です。それがどうして悪いことでしょうか、規制されなければならないのでしょうか。
  デモ隊の先を進む警察の車(指揮官車)から警察官が、「アメリカが世界秩序に従うように訴える前に、自分たちが交通秩序を守りなさい」などと発言、デモ参加者や周辺の人々の失笑をかいました。

               延々と続くデモの隊列

 

首を掲げて、戦争反対! 思い思いの表現で訴える。

 

   渋谷駅のわきをいっそう元気に華やかにデモ
   人はドンドン増えていきます。

 実行委員会から、4月12日に、4度目の渋谷デモを行うことが表明されました 。アメリカのANSWERも、4月12日をイラク反戦の世界一斉行動日に設定し、闘いを訴えています。イラク、そして北朝鮮への侵略戦争を止めるために、みんなで集まろう! 日本の参戦のための有事法制の制定に反対しよう!


●ANSWERの声明
イラク戦争をやめろ!12日正午にホワイトハウス行進に集まれ

 4月12日土曜日、ホワイトハウスを包囲する何万もの良心ある人々に加わろう。ブッシュ政権が何万ものイラク国民を虐殺し、彼らの国を占領しようとしているそのときに、はたして米国民が反戦運動を強化しうるかどうかを世界中が注目している。われわれはすべての反戦組織者とその関係者に、友人、隣人そして家族をこの超重要な4・12行動に動員することを訴える。

 凶悪なブッシュ政権が何千もの爆弾、ミサイルを首都(450万もの人々の故郷である都市)に落とすことによって、イラク国民を「衝撃と恐怖」に陥れる約束を果たしていることは、世界に衝撃と反発を生み出している。
 バグダッドは容赦なく爆撃され、首都中、そして国中の人々を恐怖させた。米国製「精密」爆弾はバグダッドの貧しい住民街や賑やかな商店街に落下した。米英軍はイラク侵略そして爆撃のあとに、「死の痕跡」を残している。リポーターはバグダッドの街路同様、バグダッドに到る道路に散乱する黒焦げの死体を報告している。
 米英軍はバスラを包囲し、主要な水施設への電力供給を爆撃・破壊したり、イラクのバスラへの食料分配組織を妨害したりしている。
 バスラの人々はいま餓死しつつあり、さまざまの国連機関は、水がないため、バスラは人道的危機に陥っており、コレラの大規模発生と子供の大量死の瀬戸際にあると述べている。
 この危機は米主導の12年に及ぶ国連経済制裁、そして米英の攻撃によってもたらされたものである。米政府はバスラの人々に、彼らがイラク政府への反乱に立ち上がり、米占領を受け入れれば食料と水を与えられるだろうと言っている。

 殺され、傷つき、そして苦しんでいるイラク国民と米GIはジョージ・ブッシュのいわれなき侵略戦争の犠牲者である。
 われわれはこの不法な帝国主義戦争の犠牲となって死傷されたすべての人々の家族に対して衷心より哀悼の意を捧げる。

 この恐るべきイラク攻撃は現代における極端なテロ行為の一つとして理解されなければならない。何百マイルも離れた潜水艦や飛行機から発射された巡航ミサイル、また3万フィートもの上空から落とされた2000ポンド爆弾は、征服と占領という目的達成のためには限りない暴力とテロも辞さないというブッシュ政権の犯罪的行為の最新の実例である。
 イラク戦争の欺瞞は度を越えている。世界最強の軍隊が、貧しい国家に対し、それがいつか同じ武器をもつかもしれないという口実のもとに、最新鋭の武器で戦争を仕掛けたのだ。(ここまで 野田隆三郎訳)                         世界は新しい局面に入った。ブッシュ政権は世界支配の決意に燃えている。イラク戦争は、剥き出しの軍事力を行使して帝国新時代を造り上げるぞ、とのアメリカの意志表示だったのだ。イラク戦争は、アメリカ合州国が世界帝国を建設する決意の下に闘う多くの戦線の一つでしかない、と我われは理解している。アメリカはまたコロンビアでも戦争を仕掛けている。WHISCのあのいまわしい米州軍学校(the school of the Americas/WHISC[the Western Hemisphere Institute for Security Cooperation=安全保障協力のための西半球協会])で未来の殺人部隊を育て上げ、IMF(国際通貨基金)、世界銀行、そして米州自由貿易地域協定のような自由貿易協定を利用して経済戦争を仕掛けているのだ。

 戦争屋どもにはショックだったに違いない、彼等の目論みが、世界中の反対運動と連帯運動に火を着けてしまったのだ。ヨーロッパと中東のデモは広く知られているが、ラテンアメリカの殆ど全ての国でも大人数の街頭デモが組織された。南アメリカ大陸は殆ど各国一致してブッシュの“意思あるものの連合”を拒否した。この運動はイラクに対する戦争計画を数ヶ月にわたって遅らせ、押しとどめた。ブッシュとその一味は合法性を全く失い、孤立してしまった。民衆の運動が、適法だとの根拠の乏しいいささかの主張さえ彼等に許さなかったのだ。

 ラテンアメリカ連帯連合(LASC=the Latin America Solidarity Coalition)が組織し長期間計画を練ってきた「ラテンアメリカ・カリブ海における軍事的および経済的干渉に反対する行動」の真っ最中に、我われは4月12日を迎える。この連合にはA.N.S.W.E.R.実行委員会メンバーの幾つかが加入しており、4月10日から15日にかけて一連の行動が呼びかけられている。我われはイラク戦争をやめさせるためのホワイトハウスへ向けた大衆的デモに4月12日土曜日にワシントンに結集するが、A.N.S.W.E.R.としては4月11日金曜夜のLASCの公開の開会総会に間に合うようにワシントンに到着し、更に滞在を延ばして4月13日に行われるラテンアメリカ連帯を主目的とするデモに参加するようお勧めする。これは、幾つかの企業と金融機関へ行進し、最終的に世界銀行までのデモである。詳細は下の LASCのウェッブサイトを参照されたい。 www.lasolidarity.org

 今日、我われの胸は戦争に対する怒りとこの大義なきテロ攻撃に耐えているイラクの被害者たちに対する悲しみとで一杯である。この悲しみはまた、侵略と征服のためのブッシュの戦争に殺し殺されるためにブッシュによって送り出されたアメリカの息子たち娘たちの、悲嘆に暮れる家族に対するものでもある。しかしこの悲しみと嘆きは、急激に湧き起こった新しい世界全体に広がる運動こそが、アメリカ政府の軍国主義、戦争と支配を求める計画――終りなき戦争の教義――に打ち勝つことを可能としまた実際に打ち勝つ、最善かつ唯一の希望なのだという深い理解と一つになるべきである。この先の日々、我われはこの悲惨な戦争に対する闘争を強化しなければならない。 (以上 寺尾光身訳)



3月29日(土) 「街」日誌

アメリカの開戦弾劾! バグダッド大空襲、大量殺戮弾劾! 

この大虐殺戦争を、ただちにとめよう!

NEWS

3月27日

★動労千葉、ストライキに立つ!

 3月27日、動労千葉が春闘の勝利をかけ、そしてイラク戦争に反対して72時間ストライキに立ちました。
  全世界で労働者が、首切りとイラク戦争に反対してストライキや実力闘争で闘っています。イタリアでは米軍基地からの軍用列車をとめる闘いを労働者が闘っています。イギリスやアメリカでは、開戦時に一斉ストライキが闘われました。

  今回の動労千葉のストライキは、今沸き起こっている全世界の労働者との連帯をかけた必死の反撃の闘いです。日本の、そして全世界の労働者への闘いの呼びかけです。
 このストライキの勝利のために、動労千葉への支援の行動を訴えます。

 連日Eメール(doro-chiba@doro-chiba.org)やFax(043−202−7820)で激励の声を動労千葉に寄せてください。よろしくお願いします。
 写真は、3月24日のJR千葉支社への抗議行動。
                               詳しくは、こちらへ。

 

■生活防衛!反弾圧・国鉄闘争勝利!イラク反戦・国際連帯!小泉内閣打倒! 03春闘勝利!3・29全国労働者集会
とき◆3月29日(土)午後1時〜/集会後デモ
ところ◆代々木公園B地区
主催◆国鉄千葉動力車労働組合
協賛◆全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、全国金属機械労働組合港合同

ピース・テント〈反戦と表現の自由〉大爆発! 悪法おだぶつ村 (東京)
日時:3月27日(木)〜30日(日)
場所:浄土宗「光源寺」(通称:駒込大観音)東京都文京区向丘2-38-22
     地下鉄南北線本駒込駅下車徒歩4分、地下鉄千代田線千駄木駅下車徒歩8分
3月29日(土)
12:00〜14:00
 【春爛漫祈りと怒りで胸騒ぐ】句会歌会茶会の宴
14:30〜18:00
 【住基ネットおだぶつ会議】リレートークとバラエティー
  マッドアマノ、斎藤貴男、佐藤文明ほか

   ここで、「ヨッシーとジュゴンの家」は15分のライブをします

Stop War! WorldAction 3・29
とき◆3月29日(土)午後5時30分〜 デモ:午後6時〜
ところ◆渋谷・宮下公園
呼びかけ◆Stop War! WorldAction
4時30分〜ハチ公前で、「イラク反戦・ストリート・ファイティング・バンド」のパフォーマンスをします

「街」日誌 3・27−3・28
昼食はスパゲティー・ミートボール、クラムチャウダー風スープ、サラダ ボランティア斉藤さんの手作り
ホーレン草とプロッコリーの差入れ
沖縄ドーナツ・サーターアンダギーを揚げるハネやん、放送するサギリちゃん  出来ました (^o^)丿
夕食は刺身。アジ、アオヤギ、
ハマチにイカ。
ハネやん特製・クーブイリチー
 ヨッシーに甘える反戦犬・麟太郎
 マックの散歩に出かけた新カメさん撮影。石神井川の桜。もうすぐお花見が出来ます
92才・小美野さん。お花見、
楽しみですね (^^♪
昼食はビーフシチューとサンドイッチ  会長、昨日から新しいノボリ作成中。
芯地の紙棒をつないでプラカードづくり
 完成 (^o^)丿 則子さんが着ている
のはユッ君、ハチ公前でのパフォーマ
ンス用ジャケットを手作りしました。
ショー子ちゃんが書いてくれたポップ。シークワーサー・ガール、
サギリちゃんのエプロンも手作りしました
 沖縄のジュース、いかがですか (^_^)v 夕食はウナギ・トロロ丼+ご飯にも
ウナギがまぶしてある
夕食後、29日用の特訓
 ジャンベを叩くガンちゃん 犬と遊ぶ・保谷さん  沖縄バヤリースのシークワーサーを
送ってくれる人から黒糖の差入れ m(__)m
ジュゴンニュース20 2003/03/27
● 米軍の環境基準にジュゴン保護が明記
  ◆ 市民アセス連続セミナー〔沖縄名護〕報告(3/15)
  ▼ SDCC第3回総会開催(4/5)
 ―――――――――――――――――――――――――――――
   ● 米軍の環境基準にジュゴン保護が明記   〜内外の保護の世論受け〜
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 3月18日の参議院予算委員会で、環境省環境管理局・西尾局長は 岩佐恵美議員の質問に答え、ジュゴンが在日米軍の環境基準「日本環境管理基準(JEGS)」にで指定されていることを明らかにしました。JEGSは在日米軍が米国内法に代わる独自基準として1995年に作成したもので、2001年10月改定で保護対象として沖縄のジュゴンがリストアップされ、「訓練によって否定的影響を受ける地域では、影響の回避、軽減措置が始められるべき」と規定されています。

 また、米国防総省の「海外環境基本指針(2000年作成)」でも、東アフリカから日本南部に生息するジュゴンが保護対象に指定され、2002年9月の日米合同委員会環境分科会では海草藻場での演習について、「ジュゴンへの影響を与えないように努力する」と米国は答えました。

 在日米軍も保護の姿勢を明らかにしたのは、国内外に広がるジュゴン保護の声の高まりを受けたものと言えます。ジュゴンを絶滅に追いやることが確実な沖縄・名護市沖への新基地建設にどのように対応するのかが注目されます。

 ジュゴン保護を明記/在日米軍の環境規範(3/19:沖縄タイムス)
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200303191300.html#no_2
 参議院予算委員会中継(3/18)
  http://online.sangiin.go.jp/vod/SA200303180121.ram
 参議院予算委員会会議録(3/18)
  http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0114/156/15603180014013c.html
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   ◆ アセスの要は方法書     〜市民アセス連続セミナー第1回(3/15・沖縄 名護)〜
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 新米軍基地建設の環境アセスメントが始まる中で、地元・名護市で環境アセスメント学会・島津康男会長に講演していただき、約30名が集まりました。

 島津会長は、新石垣空港建設や泡瀬干潟埋立てなど他のアセスの事例を紹介しながら、「すべては方法書からはじまる」と強調し、7月に方法書が出されると言われている名護市辺野古沖新米軍基地のアセスについても問題点を指摘しました。

 「実施計画を確定させてから方法書を出すべき。飛行機種などが分からないと騒音調査はできない。未確定要素がある場合は想定される複数案について調査すべき」と、実施計画確定前に方法書を出そうとする動きに警告を発しました。 また「今回は国の実施事業なので第3者の審査会がないので、方法書に対する住民意見への事業者の見解を公表すべき」とアセスの透明性を確保することを訴えました。

 ★ 市民アセス連続セミナー 今後の予定

 ┏━━┓
 ┃東京┃
 ┗━━┛ 第2回  3月29日(土) 18時30分〜
         
           「辺野古のサンゴとジュゴン」

          講師:目崎茂和さん(南山大教授)
        会場:京橋区民館(JR東京駅10分、地下鉄京橋駅3分)
           http://www.city.chuo.tokyo.jp/index/000456/007813.html

        目崎さんは、辺野古のサンゴを調査・研究されたことのある数少ない研究者です。辺野古のサンゴの重要性
          と何故ジュゴンが辺野古周辺にのみ生き残ったのかを報告していただきます。
          参加費:700円(一般)、500円(会員)


         第3回  4月27日(日) 14時〜

           「始まったジュゴンアセス
                       〜私たちに何が出来るのか〜」
 
          講師:島津康男さん(環境アセスメント学会会長)
          会場:文京区民センター
               (JR水道橋駅7分、地下鉄後楽園・春日駅3分)
           http://www.city.bunkyo.tokyo.jp/shisetsu/kumincenter/
         参加費:700円(一般)、500円(会員)

 ┏━━┓
 ┃名護┃   連続セミナー
 ┗━━┛ 「市民からの環境アセス in 名護」

        ●第2回  3月29日(土)  14時〜

             「辺野古ジャングサウォッチから見えてくること」

          講師・吉田正人さん(日本自然保護協会常務理事)


        ●第3回  4月12日(土)  14時〜

             「新基地基本計画の問題点」

          講師・宮城康博(SDCC代表・名護市議会議員)


        ●第4回  4月19日(土)  14時〜

              「市民参加アセスへ向けてのワークショップ」

          講師・角田尚子さん(国際理解教育センター(ERIC)事務局長)


          会場:名護市中央公民館小ホール
           http://www.city.nago.okinawa.jp/koukyou_shisetu/6_koumin_kan.htm
          参加費:無料
          主催:「市民からの環境アセス in 名護」実行委員会
          共催:ジュゴン保護基金委員会 
                ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC) 
          後援:WWFジャパン  日本自然保護協会(NACS-J)


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   ▼ SDCC第3回総会開催します(4/5:東京)
          http://www.sdcc.jp/J/new.html
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 SDCC(ジュゴン保護キャンペーンセンター)は結成から2周年を迎えました。これまでの様々な取り組みで、ジュゴン保護の声は国内外に広がり、環境省はジュゴン保護に動き出しました。新基地建設を巡る環境アセスメントも始まる中で、正念場を迎えています。市民アセスをはじめ今後の取り組みを話し合うために第3回総会を開催します。会員の皆さまの参加をお待ちしています。会員でない方は、当日入会することも出来ます。

 ●ジュゴン保護キャンペーンセンター第3回総会

 ・日時:4月5日(土) 18:00−21:00

 ・会場:労働スクエア東京704号室
        (JR地下鉄八丁堀駅、地下鉄新富町駅)
          http://www.tokyobbs.or.jp/inter/kaijyo9.htm

 ・記念講演:花輪伸一さん(WWFジャパン)
              「ジュゴンの保護と市民アセスの役割」

 ★関西総会

 ・日時:4月6日(日)14:00−17:00

 ・会場:ドーンセンター(京阪・地下鉄天満橋駅)
          http://www.dawncenter.or.jp/dawnhtml/shisetsu/pilot.htm

 ・報告:吉田正人さん(日本自然保護協会常務理事)
         「シーグラスウォッチから見えてくること」
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 / SDCCでは、スタッフとして活動していただけるボランティアを募集\
 \ しています。詳しくはお問い合わせください。 → info@sdcc.jp  /
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=============== Save the Dugong Campaign Center ===============
            ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)
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3月28日(金) 「街」日誌
A&U・行動情報
今日米軍が住宅地を爆撃。すでに500名以上のイラクの人々が虐殺されています。この空爆に対して、戦争反対の行動を! 3月29日(土)京都・京阪三条土下座像前午後4時集合、午後5時河川敷デモ出発。4月5日(土)大阪・中ノ島公園・女神像前(大阪市役所南側)午後2時集合、午後3時デモ出発。4月6日(日)ANSWER女性活動家を招いてSTOP WAR! ACTION午後2時より京都大学北部キャンパス農学部W100教室、午後4時デモ出発。http://kyoto.cool.ne.jp/act_and_unite/
3月25日発売の雑誌
(マガジンハウス発行)360円

 
「クロワッサン」(4月10日号)
に、沖縄・「ジュゴンの家」の
うららちゃんが載っています


 「ヨッシーとジュゴンの家」のCDの宣伝もあるよ。
 女の新聞(80頁) 〜「日常生活の中の差別」
 49のコーナーです
NEW! リバーシブル『ピース&ラブ』旗
やまうちさん作
ベランダに掲げよう!
マウスをのせてみてね

約60×90cm 1500円
欲しい人は、件名「旗が欲しいよ」で
dembo531@yahoo.co.jp までどうぞ。
    

■生活防衛!反弾圧・国鉄闘争勝利!イラク反戦・国際連帯!小泉内閣打倒! 03春闘勝利!3・29全国労働者集会
とき◆3月29日(土)午後1時〜/集会後デモ
ところ◆代々木公園B地区
主催◆国鉄千葉動力車労働組合
協賛◆全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、全国金属機械労働組合港合同

ピース・テント〈反戦と表現の自由〉大爆発! 悪法おだぶつ村 (東京)
日時:3月27日(木)〜30日(日)
場所:浄土宗「光源寺」(通称:駒込大観音)東京都文京区向丘2-38-22
     地下鉄南北線本駒込駅下車徒歩4分、地下鉄千代田線千駄木駅下車徒歩8分

主催:個人情報保護法案拒否!共同アピールの会
 では、具体的に、私たちは何をするか。
  駒込大観音に巨大ドームテント+屋台を設置
  個人情報保護(修正)新法案の廃棄を求めるハンスト
  ブッシュ政権と小泉政権を徹底批判する大討論会
  反戦と戦争即時停止を求める徹夜ティーチイン
  北朝鮮問題を独自に考え抜く〈在日〉たちをまじえた論戦
  住基ネットの危険を読み解き、引導を渡すシンポジウム
  マスメディアの意地と臆病をえぐり出す記者・編集者全開無修正トーク
  反戦と表現の自由を語り、歌い上げる各種のイベントなどなど、である

日程:
3月27日(木)
14:00〜15:30
 【記者会見】
15:30
 【個人情報保護法案の廃案を求めるハンスト開始】
  48時間予定
19:00〜22:00
 【イラク「人間の盾」になりそこねた面々大集合!】大混戦しゃべり場
  平野悠、木村三浩、塩見孝也、鈴木邦男、パンタ、雨宮処凛ほか

3月28日(金)
14:00〜17:00
 【メディアは闘えるか?】全開無修正版言いたい放題
  各誌の現元編集長(世界、創、フライデー、サンデー毎日ほか)
  元木昌彦、吉田司、日名子暁ほか
19:00〜22:00
 【ブッシュ・小泉・悪法の墓場はどこだ!】討論会
  金子勝、アンドリュー・デウィット 、吉岡忍ほか

3月29日(土)
12:00〜14:00
 【春爛漫祈りと怒りで胸騒ぐ】句会歌会茶会の宴
14:30〜18:00
 【住基ネットおだぶつ会議】リレートークとバラエティー
  マッドアマノ、斎藤貴男、佐藤文明ほか

   ここで、「ヨッシーとジュゴンの家」は15分のライブをします
18:30〜19:00
 【火吹き男、世界の闇を照らす】大道芸
19:00〜22:00
 【朝鮮半島を火薬庫にするな!】シンポジウム
  姜尚中、崔洋一、梁石日ほか(予定)
23:00〜翌朝
 【10代と20代が30代以上と考える非戦・否戦・反戦】徹夜ティーチイン
  Chance!コーディネート

3月30日(日)
11:00〜15:00
 【この現実をひっくり返す映像の力】映画上映
  『共同アピールの会の正体』小金澤監督作品ほか
15:00〜17:30
 【「法の支配」がこの現実を支配するために】法律家たちが語る
  梓澤和幸、山口貴士、五十嵐二葉、海渡雄一ほか
17:30〜18:30
 【総括=ピース・テント〈反戦と表現の自由〉大爆発! 悪法おだぶつ村】
18:30〜19:15
 【演劇、大反戦を叫ぶ】芝居
  高取英と月蝕歌劇団
19:30〜21:00
 【おだぶつ村テント大爆発コンサート】
  ドリアン助川、寿ほか

Stop War! WorldAction 3・29
とき◆3月29日(土)午後5時30分〜 デモ:午後6時〜
ところ◆渋谷・宮下公園
呼びかけ◆Stop War! WorldAction
4時30分〜ハチ公前で、「イラク反戦・ストリート・ファイティング・バンド」のパフォーマンスをします

イラクのテレビ局攻撃をIFJが非難:国連の調査を要求

本日、The International Federation of Journalistsは、 昨夜の連合軍によるイラクテレビへの爆撃について、 この攻撃が正当な軍事目標であったかどうかは確かではないと非難した。 「これは明らかに、イラクの政権が国民とコミュニケートするために テレビを使わせないようにするためだ」とIFJ事務局長の アイダン・ホワイトは述べた。 「この攻撃は国連により調査されるべきだ。 これは、ジュネーブ条約で禁止されている暴力的な検閲行動と思われる。」

IFJは、同盟軍のミサイルと航空機によるこの攻撃は、 3年前のコソボ戦争で、NATOによるRadio Television Serbiaの爆撃という先例を強化するものだと語った。「またもわれわれは、単に送信されるメッセージが好ましくないという理由でテレビネットワークを狙う民主主義社会からやって来た軍事的、政治的司令官を見ることになった」とホワイトは述べた。

IFJは、テレビ局が「中心的な政権の命令および統制施設」だという合衆国の軍事指令広報間の主張は根拠薄弱だと語った。「この攻撃は、捕虜をテレビで見せたことと、サダム・フセイン支持者の志気を高めるためにテレビが使われることに対する合衆国の政治指導者の怒りと不満を反映するものであることは疑問の余地がない」「この攻撃の理由はそれ以外にない」とホワイトは語った。

国民の志気は正当な攻撃の対象ではないとIFJは語り、またすべてのジャーナリストとメディアがさらなる攻撃の対象になると警告した。「すでにメディアの犠牲者が発生しており、この行動はジャーナリストとメディアをさらなる危険にさらすものだ。」

軍事攻撃の数時間後に、イラクテレビは放送を再開した。国際法では、軍事目的で使われた場合、テレビとラジオ局は軍事目標となり得る。しかし、攻撃が行われる前にそのような事実があったという証拠はないとIFJは語っている。また、サダム・フセインがテレビ放送を使って軍隊に暗号メッセージを送っているかもしれないという疑惑をIFJは否定した。「イラクの兵士が砂漠に座ってテレビを見て指令を受け取っているというのはばかげた思いつきだ」とIFJは語った。「しかし、民間の目標に対し、深刻で危険な行動の拡大を正当化するのは絶望的だろう」とホワイトは語った。

問い合わせ: + 32 2 235 22 00

IFJは100か国以上の50万のジャーナリストを代表しています。

「Peace Choice−平和のための選択」 ピースチョイス情報(7)
★ 報告: ピースチョイスの不買リストに上がっていた「アクサ生命保険」について

企業へのアンケート送付後、アクサ生命保険広報部より電話での連絡を受けました。
広報部の方の丁寧な説明によると、同社はフランス本部(AXA Group)との関係が強
く、米国のAXA ファイナンシャルとは全く関係がないということです。

その後、連絡会の方で調査・検討をおこない、結論として、「アクサ生命保険」を不
買リストから外すことに決定し、その旨を同社広報部へ伝えました。

以上、皆様にご報告申し上げます。


「ピースチョイス連絡会」
URL: www.3chan.net/~peacechoice
E-mail: peace@3chan.net
英国ガーディアン紙(2003年1月8日付)に「アメリカ製品のボイコット運動がアラブ諸国で広がる」(Arab Boycott of American Consumer Goods Spreads)というタイトルの記事が掲載された。

それによると、イスラエルを支援する米国への抗議として始っていたアメリカ商品のボイコット運動が過去二年間に渡って、中東各国に確実に広がって来ているという。ボイコットの対象となっているものには以下の企業の商品が含まれている: マクドナルド、バーガー・キング、タイドとアリエル(洗濯洗剤)、パンパース(おむつ)、コカコーラとペプシ、マルボロ(タバコ)、ハスブロ(オモチャ)、オレオール(クッキー菓子)、ジョンソン&ジョンソン(日用品)、ティンバーランド(衣料品)、スターバックス(コーヒーチェーン店)、ヘインツ(食品)。

中東各国でのアメリカ商品のボイコットによって、ある米国企業からは売上げが25%から40%落ち込んだ旨が報告されており、またヨルダンでは、六軒のマクドナルド店のうち二軒が業績不振のために閉店となっている。さらに、オーマンの首都マスカットでは、マクドナルドとケンタッキー・フライド・チキンの売上げが65%に落ち込んだということである。

しかし反対に、地元企業の商品の売上げは上がって来ているということで、例えばイラン製のザム・ザム・コーラやアラブ首長国連邦のスター・コーラなどは、コカ・コーラやペプシの代替品として売上げが上昇している。

この現在のアメリカ商品のボイコット運動は、イスラエルへの抗議として1951年に起こったボイコット運動の延長である。しかし、イスラム教の学者達が「我われを政治的に支援してくれているヨーロッパやアジアの国々への感謝の表われとして、アメリカ商品をそれらのヨーロッパやアジアの国々の商品と交換しよう」と呼びかけたことによって、さらに今日のボイコット運動に勢いがついたという背景がある。

非暴力のボイコット運動が多い中で、抗議行動が不幸にも暴力を呼んだ例としては、カイロ大学の学生がケンタッキー・フライド・チキン店に火を放ったり、リビアのトリポリでの爆破事件が上げられる。

以下は中東各国のボイコット運動の一端を紹介したものである:

・ サウジアラビアのリアドでは、イスラムの説教師が「ボイコットはサウジアラビア王国の地方経済には良い影響を与える」と伝導している。
・ ベイルートでは、学生が四軒のスターバック店の前で抗議行動を行い、イスラエル支持の店長をシオニストと批判するビラを撒いた。
・ モロッコでは、同国の二つの新聞社が米ドルに対するキャンペーンを始めて、ビジネスでは可能な限りヨーロッパのユーロを取り扱うようにと訴えている。
・ エジプトの医療関係者の理事会は、アメリカ製の医療製品の代替として推薦する地元やヨーロッパの製品のリストを医者や薬剤師に配布した。

シリアでは政府が正式に後押しするアメリカ商品のボイコット運動が活発に展開されている。しかし、それ以外の国では、これまでのところ、アメリカ商品のボイコット運動は多くの個人と幾つかの市民や学生グループによって支持され継続されて来ている。

引用サイト: http://i-cis.com/cugi_journal/member/j-7/4.htm
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